ambit afire

ファミコン創作歌詞(など)の置き場。ときどき手直し。

【Cover】Emmène-moi

侘しかったの
真夏の海が
あんなに眩しく
踊ってる所為(せい)


どうにもならない
悩みみたいに
サンダルの裏の
砂が取れない


思いはひとり
沖の先へと
砂を洗う
海の中へ


足に寄せる
夏の白波
洗おうとして
砂が絡む


2020/08/28


NOTE


Emmène-moi(Boulevard des Airs)の曲に乗せて。原詩のリンク


和訳もやってみる。多分に意訳寄り。訳文としての正確性・信頼性は、一部構文の捉え方が怪しく、基本文法の段階で不足のある水準。


僕は海中に迷いこんだ
砂の粒のよう
鞄を失くして
両親もどこかに行ってしまった


僕は休まらない水のよう
風の中を進んでいるのか
ただ自分が動いているだけなのか
わからないから疲れてしまった


海へ連れていってよ
海を深く味わいたい
空中へ運んでよ
風の中で愛してほしい


海を見にいきたい
海を深く味わいたい
空中へ運んで
風の中で愛して


僕は砂塵のよう
朝方 風に運ばれても
地面に戻ってきてしまう
行ったり来たりで


僕は噴水の水のよう
倦み疲れながらも
装置が押し出し続ける水
止まることなく


海に連れていって
海を味わわせて
空中へ運んで
風の中で愛して


海に連れていって
海を味わわせて
空中へ運んで
風の中で愛して


僕は自分がよくわからない
僕にはきっとわからない
僕は探求をつづけているのか
それとももう放り投げてしまったのか


僕には希望があふれるよう
僕は今朝生まれ変わる
灯台のところに連れていってほしい
岩肌のところまで行こうよ


海を見に連れていって
海を味わわせて
空中へ運んで
風の中で愛して


海を見に連れていって
海を味わわせて
空中へ運んで
風の中で愛して