ambit afire

ファミコン創作歌詞(など)の置き場。ときどき手直し。

【創作歌詞】マグネットマンステージBGM(ロックマン3)

押し入れ アルバムの
色あせた集合写真
隅っこに写る
スコップもったあの子


春のある日
バスに乗って
青い海が
見えてきたね


さあさ降りて 到着だよ
こんな広いお砂場なの


年長組ではるばる干潟まで来たピクニック


あの子はさっきから
砂積みに夢中だね
渚の音 耳に
入らないくらいに


少し経つと
そこに一人
また一人と
混ざりだして


城づくりは大忙し
空に届くほど高いの


クラス揃ってはるばる干潟まで来たピクニック


砦をめぐらせて
長くなる影法師
貝殻あつめてね
城いっぱいに飾ろ


そうしてると
ちょっと来てね
カメラ前に
並びましょう


ここで撮って! それはなあに
僕らが住む宮殿なの


遠浅の海 はるばる干潟まで来たピクニック


帰りのバスの中
疲れはて眠ってた
夢のなかに浮かぶ
私たちのお城


舞踏会の
王子王女
バルコニーに
海が見えた


波がくれば 城は消えて
思い出しか残らないの


2020/07/05



NOTE


Isaac Newtonからの有名なquote


“I do not know what I may appear to the world, but to myself I seem to have been only like a boy playing on the sea-shore, and diverting myself in now and then finding a smoother pebble or a prettier shell than ordinary, whilst the great ocean of truth lay all undiscovered before me.” (「私が世の中にどう映っているかは知らないが、私自身にとって、私は波打ち際であそぶ少年のようだった。ときどき見つかる、ふつうより滑らかな小石や面白い貝殻に私の目は注がれていた。真理の大海というものが眼前にひろがっているにもかかわらず、見つけられないでいた」(拙訳))


をテーマに。どういう意味にとるのか難しい。語りの視点を変えて。


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